白樺花粉の飛ぶ時期はいつ?症状と予防策とは?北海道民は要注意!

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今年も春の花粉の時期がやってきました。花粉と言えば真っ先にスギやヒノキが思い浮かぶのではないでしょうか?私も数年前までは何ともなかったのですが、最近になって春の季節になると鼻水、くしゃみ、目のかゆみがやばいです!ついにスギ花粉にやられてしまったようです。しかし北海道ではスギやヒノキの花粉はあまり飛んでいません。そのかわりに白樺という木の花粉が春になると猛威を振るっているのです!そんな北海道特有の白樺花粉について解説していきます。

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白樺という木について

白樺という木はシラカンバやカバノキとも呼ばれ、樹皮が白いことからこの名前がついたとされています。涼しい場所を好み、日本では主に東北地方や北海道に多く生息しています。4月から5月になると開花し、その花粉が飛散するようになります。

白樺花粉の飛散時期と症状

白樺花粉の飛散時期は4月中旬から6月上旬ごろが特に多い時期になります。

症状

鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、咳

一般的な花粉症の症状と同じです。

また口腔アレルギー症候群を引き起こす可能性があり、注意が必要です!

口腔アレルギー症候群とは?

口腔アレルギー症候群とは、白樺などのカバノキ科の花粉症にかかっている人が、果物を生で食べたとき、口の中や唇、喉などがかゆくなったり腫れたりするアレルギー症状のことを言います。

リンゴ、桃、さくらんぼは特に口腔アレルギー症候群の症状が出やすいとされており、ひどくなると、梨、メロン、キウイ、パイナップル、バナナ、マンゴーなども食べられなくなる可能性があります。また果物だけでなく、野菜でも反応が出ることもあります。

食べるだけでなく、これらの果物を触った手で目や鼻をこすったりすることで、かゆみや腫れなどの症状が起こることがありますので注意してください。

口腔アレルギー症候群になる原因

口腔アレルギーを引き起こす原因は、カバノキ科の花粉のタンパク質と果物のタンパク質がよく似ており、果物を食べたときに体が花粉と同様のアレルゲンと認識するため、アレルギー反応を起こします。ジュースやジャムなど加工・調理した果物では反応が出にくいと言われていますが、個人差がありますので注意が必要です。

もしアレルギー反応が出てしまっても、しばらくすると自然に治ることがほとんどです。これはタンパク質が短時間で壊れてしまうため、口の中や喉だけに症状が現れます。症状が長引くようであれば病院で診てもらうようにしましょう。

果物や野菜のタンパク質は熱に弱いため、加熱することでアレルギー反応を抑えることができます。しかし個人差がありますので油断はできません。

口腔アレルギー症候群の対策

アレルギーの症状が出る場合は医療機関を受診し、自分が反応する食べ物を把握することから始めましょう。アレルギーの原因となる食べ物を知り、摂取するのを極力避けましょう。

花粉症にかかっていない人に症状が出ることもあります!

花粉症対策

花粉症に予防と花粉症の症状を抑える対策を紹介します。

・外出を控える

天気の良い午後の時間帯は花粉の飛散が多いため、外出を控えましょう。

・マスクやメガネを着用する

マスクやメガネを身に着け、花粉が体内へ侵入するのを防ぎましょう。また、コンタクトレンズの使用は症状を悪化させる可能性があるため、メガネの使用をおすすめします。

・ツルツル素材の服装

外出時はなるべくツルツルしたナイロンなどの服を着用し、花粉が付着するのを防ぎましょう。

・花粉を家の中に入れない工夫を

帰宅したときは玄関の前で服をよく払い、家の中へ入れないようにしましょう。また、帰宅したらすぐに部屋着に着替えることをおすすめします。

・肌についた花粉を落とす

花粉は肌にも付着していますので、帰宅したらすぐに手洗いと洗顔をしましょう。特に目と鼻を洗浄するのは花粉症予防に効果的です。

・部屋のドアを閉める

外からの花粉の侵入を防ぎましょう。

・部屋をこまめに掃除する

掃除機をかけたり床の拭き掃除をすることで、部屋に侵入した花粉を減少させることができます。

・空気清浄器・加湿器を使用する

空気清浄器や加湿器は空気中の花粉の除去に効果的です。少々高い買い物ですが、使用する価値はあります。

・布団を外に干さない

布団を外に干すと花粉が付着してしまいます。外に干す場合はなるべく花粉の飛散が少ない午前中に!取り込むときはよく花粉をはたき落として、掃除機をかけるなどの工夫をしましょう。

規則正しい生活を

睡眠不足やストレスは免疫力の低下や、ホルモンバランスが崩れるなど花粉症の症状を悪化させる原因になります。睡眠を十分にとり、適度な運動をしてストレスを発散することで健康な体を維持するようにしましょう。

・花粉症の症状を我慢せず病院へ

花粉症の症状を我慢し放置していても症状がよくなることはありません。花粉の飛散量が多くなるにつれて症状は悪化する一方ですので、早いうちから医療機関を受診しましょう!

まとめ

以上、白樺花粉症の解説になります。

白樺花粉症は口腔アレルギーを併発する可能性が高いため注意が必要です。

もし発症してしまったら早めに医療機関を受診しましょう。

自分でできる花粉症対策を実施し、症状の悪化を防ぎましょう。

花粉症のつらい症状は我慢せず、とにかく早めに病院へ行くことが一番の解決策です。

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